静かに民の視線が 由起夫を包んで
さまよう党の主役の選挙を押してくれる
幹事揺れるたびに 増える声にまだとまどうから
中野とかに目を向けた 皆が批判めいていた
今夜党の顔 どうか辞めてみて その補選がもし負けるなら
信じられないよ 派閥の人事を
由起夫の声ひびいた学祭も
アポ無し電波の歌には ひどい皮肉こもっていた
静かな夜は補選を 思い出してしまう
さっきまで引き分け目指し 走り続けていたのに
何もやらぬうちに仲間が離れてしまわぬように
党の外に目を向けた 内は震えていた
ピンチになったら 想うその人と 次の党でもし逢えるなら
きびしい夜など きっとないのにね
由起夫のまわりはみな四面楚歌
小沢の心に咲いている でかい夢を抱きしめて
今夜党の顔 どうか辞めてみて 次の党がもしできるなら
辞任でもいいよ 由起夫の話が その想いがメディアに届く
党首会談でどうか決めてみて
小沢に断られて霧の中
由起夫の向かうかなたには 辞任だけが咲いている
|
|